栗本丹洲著「千虫譜」のデータベース的なものを作りたい



原本B

生物情報

翻刻

(右頁上段)
毛虫未ノ五月十七日大渕氏ヨリ
持来ル其毛黒硬猪毛ノ如シ其
中ニ鼠色ノ星アル毛アリ

(右頁下段)
一種全身黒色両脇有黄柔
毛ニ行
ハラハ代赭首ハ大ニシテ黒光

(左頁)
シヽ毛虫 長黒毛猪背鬣ノ如クオソルベシ

書き下し

現代語訳

(右頁上段)
毛虫未*1の五月十七日、大渕氏が
持ってくる。その毛黒硬猪の毛のようである。
中にねずみ色の斑がある毛がある。

(右頁下段)
一種全身が黒色で、両脇に黄色く柔らかい
毛が二列ある。
腹は褐色で頭は大きく、黒光りしている。

(左頁)
シシ毛虫 長く黒い毛はイノシシのたてがみのようで、恐ろしげである。

備考

 ̄κ脳紂▲シワマイマイ?自信がない。専門家の意見を待ちたい。
右頁下、モンクロシャチホコ。食べると桜の香りがして美味らしい。
左頁、アカヒゲドクガ?自信がない。専門家の意見をまちたい。

毛虫の毛が柔らかいとか、猪の毛の様だ、等の記述があるが、
丹洲本人が触って確かめたのかどうかが編者はとても気になる。
堤中納言日記の「虫愛ずる姫君」のお気に入りも毛虫だったが、
実は毒を持つ毛虫はそんなに多くない。
ドクガという名がついていても毒のない種は多い。
各自図鑑等でよく調べてから愛でてほしい。

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