栗本丹洲著「千虫譜」のデータベース的なものを作りたい



生物情報

翻刻

(右頁上段)
小黒虫甲アリ長キ柔キ
ヒゲアリ脚ヲタヽミテ無ガ
如シ 辰ノ六月念七日土用
入ノ日写ス

(右頁中段)
大サ此トヲリ

菓子ニ生スルムシ虫眼鏡ニテミル皃

(右頁下段)
アミガサ
ウツギ或ハウド等ノ嫩枝ニツク白
キ絮ヲ吐テ多ク聚ル事ヲコゼノ如


(左頁上段)
ヨコブヱ 二種
夜ハ火光ヲ慕テ提燈ニ
着ツクモノナリ

(左頁下段)
ベツコウ横笛
臭梧桐ニツク五六尺ツヽ飛フ羽コロモ蝉ノ如クスキトヲリ
文彩アリテ美ナリ横ニ行ク人ヲ見テ不速去木ノ陰ニ其
身ヲ隠ス採ントスレハ速ニハ子トブ事四五尺ニスキズ
同上
一種形大ナリ
ウドノ嫩梗ニ
着三五列ヲナ
ス人ヲ見レハ
茎ノ陰ニカク
ルヽモノナリ

書き下し

現代語訳

(右頁上段)
小さい黒虫。甲があり、長くて柔らかい
ヒゲがある。脚を折りたたんで、無い様に見える。
辰の年、六月二十七日土用
入の日に写した

(右頁中段)
大さこのとおり

菓子に沸いた虫を虫眼鏡で見る姿。

(右頁下段)
アミガサ
ウツギ*1あるいはウド*2等ノやわらかい枝につく。白
い綿を吐いてたくさん集まるのは、ヲコゼ*3のようだ。

(左頁上段)
ヨコブエ 二種
夜は、火や光をしたって、提灯に
つくものである。

(左頁下段)
ベツコウヨコブエ
臭梧桐*4につく。五六尺*5ずつ飛ぶ。羽はコロモ蝉のように透き通って 
模様があって美しい。横に歩く。人を見ても素早くさらない。木の陰にその
身を隠す。捕まえようとすると、素早く跳ねて飛ぶが、四五尺*6にすぎない。 
同上
一種姿が大きいものである。
ウドの柔らかい枝に
つく。三五列を
なす。人を見ると、
茎の陰にかく
れるものである。

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