千虫譜ウィキ - 原本A1-76


原本B

生物情報

翻刻

いみしけれどきりぎりすはたおり
かうろきにさくをとりてこ
ゑたてぬもあれと此むしはや
むことなきさちあるものにて歌の
ざうにて何くれの御つ本称にも
御くしげの中白ふんの中にま
ろひてかうは人を■一野には
てためるならひなるに十とせは
たちとせの後まても御ものの中に
つませをかせ■ふ事よかうや
うのもの小雪■に■うのふる昔
のかしこさへは■■耕して■に
のほりぼりをさへめつらつら■
ありかたき事にものするに
これはやうかはれり

書き下し

現代語訳

備考