千虫譜ウィキ - 原本B1-11


原本A

生物情報

翻刻

につたへたまふことゝなりぬ此
千ちのむしのゑすなはちその
うちの一つなり年月のつとめ
のおほろけならさることは見舞
人遠しはかりしるへしわきて
詩䟽の蜮本綱の寒號虫の
説なとはいにしへの人もいまた
しかりをはしめてかくつまひら
かにときあかされしをことこのむあ

たりにはめてくつかへらぬはなし
さて弘賢に一ことをくわへよとこはせ
給ふにそ我この一物覧をあつめ侍
るにつきてそのをしへをうくるこ
と□からさればかし比のめくみ
にむくひ侍へらんとてさきに
まつむしすすむしの考をかき
てまつり勢ことし又□かくつた
なきをは越巻のはしにくはへ

書き下し

現代語訳

備考