千虫譜ウィキ - 原本B1-9
原本A
生物情報
翻刻
其後予も折にふれてあたれと試るに其才の
弘く通達せし事道のり難しされば
此巻の成るにより序を予に需む予固
より大和言の葉の道にいささかのたつさ
はりて虫といへは鈴虫松きり〱す
乃数は見もし聞もせしか限りなき数いは
しるべきもあらすすへて学の道に
くらく其任耳あたらずとひたすら
辞して侍れと
公にも見そなはせ奉れはさきに永壽
院法印
*1の済急方
*2の例にならひ之
しひ当の需にいなみ難くて後
ここに柄□地か丈筆をとれり
文化辛未
*3秋日
書き下し
現代語訳
備考