栗本丹洲著「千虫譜」のデータベース的なものを作りたい

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原本A2-58

*現代語訳 午年、七月二十三日写す。ササムシ ツユムシ春夏のとき、月夜ススキの柔らかい葉の 上にいて、澄んだ音を高く響かせ、清亮高響 切れ目なく、耳を貫かれるような ものは、これだ。 喓々草蟲((詩経の一節)) 草螽 事物紺珠((書名))―ハイナゴの仲間で珍しい音を出すと云うもの はこれである。京都ではツユムシという。江戸ではクビキリバッタという。このもの、口が赤いので ちなんで土州((土佐藩およそ現在の高知))ではアカクチという。讃州((讃岐国およそ今の香川県))ではリンリンという…

https://senchu-hu.memo.wiki/d/%b8%b6%cb%dc%a3%c12%... - 2020年10月17日更新

原本A2-57

緯 クダマキ ヤブキリ (左頁下段) ササムシ 私は仮にチャキウと名 名つけた。その声にちなんで。微音で聴くが よく聞こえなかった 竹林あるいはイネ科の草むらの深い所 で鳴く ジジジジと 切れ目なく止まらない。微音すぎて聴く には不向き。 *備考 鳴く虫関して聴くに不可という記述は聞こえないという意味でなく、 (実際には、微音を聞いている) 観賞するに堪えるか、堪えないかを判断する言葉か? …

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