栗本丹洲著「千虫譜」のデータベース的なものを作りたい

江戸時代初の昆虫図鑑「千虫譜」の写本の比較、乱丁・落丁などを
後学の為に整理するウィキ。
現代語訳や、生体の写真なども載せて、
「千虫譜」の魅力を広めたい・・・
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「千虫譜」とは

江戸後期の医師、本草学者?栗本丹洲?が記した「虫」の図鑑。
「虫」という言葉の範囲が今よりもざっくりしていて、
「虫譜」と銘打っているが、無脊椎動物や、両棲類等も記載されている。
ちなみに、「千」種の生物の記載はない。(多分。筆者の体感。用検証)

底本について

丹洲が死ぬまで書き足していったと言われる自筆の原本Aと、
原本Aを元に、ある程度生物を種ごとに分類した原本Bが存在したといわれるが
どちらも火災にて焼失。
しかし、原本から直接模写したと思われる写本が、
国立国会図書館デジタルコレクションに収蔵され、閲覧できる。
ここでは、国立国会図書館デジタルコレクション 参考書誌研究44
『千虫譜』諸写本の比較 磯野直秀
にしたがい、服部雪斎が写した、幕府医官久志本家に伝わっていたものを原本A、
曲直瀬愛が原本から写させた写本を原本Bとしてあつかう。

原本A:国立国会図書館デジタルコレクション 千虫譜
幕末医官久志本家に伝来の写本。
服部雪斎写。
図が最も精密で、原本Aの面影をもっともよく伝えていると思われる。

原本B:国立国会図書館デジタルコレクション 栗氏千虫譜
現在確認されている唯一の原本Bの写本と思われる。
曲直瀬愛が、三橋生に写させた。
図の精緻さは久志本本に比べるとやや劣る。

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